レポート

【レポート】新県立美術館ワークショップ「新県立美術館の楽しみかたを一緒に考えてみよう」(筑後地域)

2025年12月20日(土)、筑後市の九州芸文館にて、新県立美術館ワークショップ「新県立美術館の楽しみかたを一緒に考えてみよう」(筑後地域)を開催しました。

このワークショップは、地域の皆さまの声を聴きながら新しい美術館を一緒に作り上げていきたいという思いから、先月11月に筑豊地域にて第1回目を開催しました。今回は第2回目の筑後地域での開催で、県内各地から計14名の方にご参加いただきました。

はじめに、現在天神にある福岡県立美術館の建築の特色や代表的な所蔵品について、そしてこれまでの活動などをお伝えするとともに、新しい美術館はどんな場所になるのかを、詳しく紹介しました。美術館に関する紹介をその場でイラストに仕上げていくのは、グラフィックレコーディングを担当する近藤茜さん。美術館の特色や活動を、色とりどりのペンを駆使しながら素早く模造紙に仕上げていきました。

後半のグループワークの始まりは、音楽に合わせた自己紹介タイム。テーマは「美術館とわたし」です。「私の初めての美術館体験は、福岡県立美術館でした。父が書道をしており、県展に出品した父の作品を観に、家族で美術館に行ったことが最初の思い出です」と、幼少の頃の思い出をシェアしてくれた参加者もおり、グループの参加者同士、思わず胸が熱くなる場面も。初対面にもかかわらず、それぞれの「美術館とわたし」のエピソードに耳を傾けていると、いつの間にかお互いの心がぐっと近づいたようです。

自己紹介タイムで打ち解けたところで、いよいよ次はグループワーク。新県立美術館でできることについて書かれたカードや、新しい美術館の図面、展示室などの建物の様子がわかるイメージ図を使いながら、美術館でどんなことをやってみたいかを一緒に考えていきました。

ここで、参加者の皆さんからの意見を一部ご紹介します。
「バックヤードツアーに参加したい」、「『四季を楽しむ窓』のように、窓から庭園の景色を楽しみたい」、「せっかく足を運ぶので、お隣の福岡市美術館とセットで周りたい」など、美術館の裏側や日本庭園、そして近隣の美術館を含めて大濠公園全体を楽しみたいという声があがりました。

また、「コレクション作品をイメージしたレストランメニュー(コンテストにしたり)」や、「展示品に関係した食事を楽しみたい!」といったレストランとともに美術館を楽しみたいという要望や、「ベビーカーツアー(赤ちゃんと鑑賞)」や、「お話ししながらにぎやかに作品を見れる空間」といった家族で一緒に楽しみたいという声も。

また、「『美術館×筋トレ』など、大濠公園はスポーツや健康に関心のある方も多く来ているので、美術館に興味がない方々にもアプローチできるような取り組みもあったらよいのでは?」という思いもよらないご意見もありました。最後に、「美術館で〇〇〇を楽しみたい」というカードを書いて、全員で記念撮影です。

終了後のアンケートでは、「美術資料室というと少々暗いイメージがありましたが、ガラス貼りで、眺めのいい3階にあるということで、素敵だと思いました。ライブラリーカフェでゆっくりくつろぐのも楽しみです」といった、新しい美術館で楽しむ姿をイメージした意見や、「美術館はほぼ行ったことがなく、参加するのが少々不安でしたが、美術初心者でもわかりやすいワークショップで、本当に楽しい空間となりました。自分が美術館を作った1人になったようで、嬉しかったです」といった、お声もあがりました。

今年度最終回となる第3回目のワークショップは、1月24日(土)に北九州市立文学館にて開催します。どうぞお楽しみに!

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